サンフレーズ

 ゆきたんくの職場の近くで見つけたパン屋さん、それがサンフレーズである。パン職人のご主人と、人当たりの柔らかい奥様のお2人でお店の切り盛りをされている。
 写真にある正面の入り口の右側には飲み物の冷蔵ケース、左手には懐かしいラスクなどが見えるショーケースがあるのだ。そして中へ入ると左手には作り立てのパンが並んでいるのだ。右手にはご主人がパン生地を手際よく製品にしていく過程を見ることができる。生地を両手を使って一度に2個ずつ丸パンの形に整えていくのだが、なぜああ同じ形が速やかに出来るのかと感心してしまう。やはり、体で覚えた仕事というのは素晴らしいのである。ちなみにゆきたんくの父親は洗濯屋職人だったが、そのアイロンの手さばきは凄かった。手に職を持つという言葉をよく聞くが生半可なものではないことが分る。
 上の項にある正面を入って左側にパンが陳列されている。右の写真にあるのがゆきたんくの好きなパン達だ。
サクッと噛み切れる柔らかいお肉を使った「カツサンド」は一緒にはさまれた野菜との相性がぴったり。「卵サンド」はゆきたんくの子供時代からの大好物、卵もふんわりしているんだ。「クリームパン」は貝殻の形をしているよ。中のクリームは程よい甘さだ。スペインソーセージのチョリソーを使った「フランクロール」はそのスパイシーな辛さがパンとよくあい、一気に食べて冷たいコーヒーを飲むとgood!「食パン」は料理にうるさい、わが家ののりたんが「風味がやわらかくておいしいね。」と絶賛した。ここは隠れた名店である。