ハージェストリッジの草

 牧場でつっくんが走っている。私は厚底の革靴を履いているがつっくんはここにはサンダルで来ている。ここの草がけっこう固くて私の靴でも踏み応えがあるのだ。よくつっくんは大丈夫だと思う。子どもは強いのだなぁ。
 羊たちが日陰に避難したのを入り口付近で見たのだが、ここに一匹だけ草を食んでいるがいた。おとなしくて逃げないのだが雰囲気からして変わり者である。しばらくのりたんと友人がつきあっていたがしばらくして走っていってしまった。それも日陰のない方へ。
 さて、ここの草をよく見ると写真にあるような草がたくさん生えているのだ。これは鬼アザミのようだ。つぼみが開きかけてそこからのぞく細い花弁がきれいだ。しかし、そこらに生えている草の固さと鬼アザミのトゲトゲッとした感じがねぇ。